• テディベアを作ったのは誰? テディベアを作ったのは誰?

テディベアを作ったのは誰?

2026.7.27更新

リチャード・シュタイフと
テディベア

シュタイフの創業者マルガレーテ・シュタイフが、世界で最初に作ったぬいぐるみは、ゾウでした。それは大ヒットをし、その後も様々な動物のぬいぐるみが作られました。

そんな中、マルガレーテの甥のリチャード・シュタイフがスタッフとして加わります。彼は、美術工芸学校に通い、英国にも留学しました。リチャードが描いた動物のスケッチは、多くのシュタイフ製品の基礎となっています。
ある日「本物のクマのようなぬいぐるみ」を思いついたリチャードは、実在のクマのスケッチをもとに型紙をとり、クマのぬいぐるみを設計します。

1902年、世界で初めて首と手足が動くぬいぐるみ「ベア55PB」(”55”はベアのサイズ、“P”は「Plusch(ドイツ語でモヘヤ生地)」、”B”は「Beweglich(ドイツ語で可動式)」という意味)を開発したのです。「テディベア」の誕生です。

リチャード・シュタイフ

リチャード・シュタイフ

※Richardはドイツ語読みでは「リヒャルト」ですが、リチャード・シュタイフはアメリカに移住したため、英語の「リチャード」と表現しています。

最高級のモヘアで作られた
テディベア

ジョイントで繋がれた首と手足が動き、最高級のモヘアで作られた毛並み、目にはボタン。そして最もこだわったクマの表情は、リチャードが何度も動物園などに足を運び、たくさんの仔グマをスケッチして生み出され、改良されてゆきました。

思わずだきしめたくなるようなかわいい体型と無心にジッと相手を見つめる表情……
この愛らしいクマのぬいぐるみは、1907年には974,000体が世界中へ渡り、特にアメリカでは大ブームになりました。当時大統領だったセオドア=ルーズベルトの愛称テディにちなんで「テディベア」と呼ばれるようになるのです。そのお話は、また別の機会に……。(*1)

テディベアの大ブーム

テディベアの大ブーム

今も変わることのない想い

世界中で最も有名なクマのぬいぐるみとなったシュタイフの「テディベア」。

みなさんの手元に渡るどのテディベアにも、今も変わることのないマルガレーテとリチャードの想いが込められています。「ぬいぐるみの顔は心だわ。語りかける相手の心を受けとめ、よりそってくれる心そのものなのよ。うれしい時はともに喜び、悲しい時はともに悲しみ、あるいははげましてくれる。時には母のように、時には親友のように……」。

1920年代のシュタイフの工場

1920年代のシュタイフの工場

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